東京の猫カフェで猫パルボウィルス感染

こんにちは。

悲しくてつらい、そして怒りでグラグラするような出来事がありました。

東京都立川市の猫カフェ「猫カフェMOCHA  立川店」で猫パルボウィルスの感染があり、猫数頭がすでに死亡しているようです。(8月1日現在)

猫パルボウィルスといえば、獣医師がもっとも嫌う、猫ボランティア関係がもっとも恐れる、こわい、こわい感染症です。

致死率が高く、伝染力もすごく強い。

猫ボランティアの経験ありますが、当時(そして今も)おそろしくて、いちばん聞きたくない言葉が「猫パルボウィルスとFIP」でした。

普通にワクチン接種していればそんなに恐れることはないんですが。

動物病院へ行って「ワクチンお願いします」で三種ワクチン打ってもらいますよね。あれです。三種のなかに入ってますので。三種で予防できる感染症は、

  1. 猫カリシウィルス
  2. 猫ヘルペスウィルス(猫ウィルス性鼻気管炎)
  3. 猫汎白血球減少症(猫パルボウィルス感染症猫伝染性腸炎)←これです。

未接種の猫、ワクチン打ったけど抗体ができてない子猫、体力が極端に落ちた老猫などは感染の可能性があります。やっかいなのは消毒がとにかくむつかしいこと。アルコールや熱湯ではウィルスは死滅しないようで、塩素系漂白剤で一定時間消毒しないとだめらしいです。また、ウィルスは数か月間~Ⅰ年生きていることもあるそう。

こわいです。本当に。

そんなこわい病気が発生したというのに猫カフェのオーナーは営業続行を指示したようです。スタッフさんが悲惨な現状をSNSに投稿したことによって事態が発覚しました。必死の内部告発だと思います。

これをうけて、他の猫カフェからは二次被害を防ぐため「猫カフェはしご」を控えるようSNSを投稿。

 

また、東京最大手の保護団体東京キャットガーディアンの代表さんもTwitterで渦中の猫カフェのスタッフたちに何度も呼びかけました。

その後同日中に「猫カフェ MOCHA 」はHP上で立川店の臨時休業を発表。しかしもっとも重要な休業理由が猫パルボウィルス感染であることには触れませんでした。二次被害が心配されるなか、ありえない対応です。

と、ここまでが現在わかる情報です。(8月1日現在)

猫カフェ MOCHA って名古屋にもお店があるし、東京で多店舗展開中ですよね。

問題の立川店は7月18日に開店したばかり、8月には銀座店がオープン予定のようです。

なんだか、猫の飼育や健康に対する知識がなく、猫への愛情ない人がトップになってイケイケのビジネス展開をすると、こういう結果をまねいても不思議ではないというか、そう感じました。

亡くなった子猫たちは、どんなに詫びても謝っても戻ってきません。最後までお世話をしたスタッフの方は本当につらかったと思います。

そして、風評被害。

猫を愛し、日々懸命にお店を運営する全国の猫カフェさんに風評被害が及びませんように。まじめなお店は猫にきちんとワクチン接種させていますし、ワクチン未接種や抗体のできていない子猫をフロアーに出したりしませんから。

上の東京キャットガーディアンの代表さんのツイートにもありましたが、この状態でも行政には強制力がなかったです。

ゆるすぎるよ、動物取扱業、、、。

ずっと気になっていた動物取扱業の問題のひとつを明日書こうと思います。

それでは明日。