こんにちは。
今日は8月6日、「原爆の日」です。
平成最後の「原爆の日」。
来年は新しい元号での「原爆の日」。
73年前の今日の朝8:15、広島に原爆が投下され、一瞬のうちに10数万人の尊い命が奪われてしまったこと。
その日の広島も今日みたいに暑くて、朝から晴れた日だったんだろうか。
その日の朝の広島に思いをはせるとき、人間同士の戦争に巻き込まれ、命を落としたたくさんの動物、犬や猫たちのことを思わずにはいられません。
戦争や大災害で多くの人間が犠牲となるとき、人的被害はのちに詳しく調査され、発表されるけど、動物に関しては、残念なことにほとんどないです。
多くの人が動物のことを心配しているとしても、「人間がたいへんな窮地のときに動物どころではない」みたいな、ふれてはいけないような雰囲気もあります。
かれらは言葉を持たない生き物。どんなに悲惨なことがかれらの身に起こったとしても、かれらが語り部として後世に伝えることはありません。
だけど、
かれらはどこかでだれかと共に生きて、どこかのだれかの大切な存在であったはずです。今、私たちが犬や猫やほかの動物と暮らす幸せが、あの時代にも同じようにあったはず。
戦争は私たちから大切なものを簡単に奪い去る。
何気ない日常のなかの幸せ、あたりまえのように存在してた幸せも、すべて容赦なく奪っていく。
あの日、73年前の広島の朝、奪われたのは10数万人の人間の命だけではなく、動物や自然、命あるものすべてが理不尽にその生を絶たれたのだということを忘れずにいようと思います。