すべての猫に幸せあれ 世界猫の日2

こんにちは。

昨日の続きです。世界猫の日にちなんだ何か、とはまったく違った、、個人的な話になってしまってごめんなさい。

そんなわけで、ある日突然「みい」はうちへやってきました。その日のうちに大慌てでホームセンターに出かけ、トイレや猫砂、爪とぎ、キャットフードを買いそろえました。

(猫を拾ったときには届出や動物病院などやるべきことがいくつかありますが、それについては改めて書きたいと思います。)

「みい」は子猫らしく活発に動き、遊び、おいしそうにキャットフードをたくさん食べ、トイレもちゃんと使える子でした。

すでに4歳の成犬となったちろは、まとわりつき、ちょっかいを出してくる子猫に戸惑いつつも「しかたないな。」とあきらめ顔で大人の対応をしてくれました。

お腹がいっぱいになってスヤスヤ寝ている姿をみると、みいを捨てた犯人は許せないけど、子猫と暮らすっていいな、みいと出会えてよかったな、幸せな気持ちに包まれたことを今でも憶えています。

もともと動物が好きだったので、これでめでたし、楽しい人生!のはずでした。でも、心の中でなにかがひっかかり、気になりだしました。

名古屋市愛護センター出身の雑種ちろ、近所で捨てられていた雑種みい。

いくつかの幸運がうまく重なって、自分の住処をみつけたこの子達。

でも、そうでない子達は? そうでなかった子達は?

調べました。多くはネットで。新聞やテレビ、書籍でも情報は得られました。

保健所に収容された犬や猫、飼い主がいない外で生きる猫たち、かれらの運命は過酷で悲しくて辛いものでした。

いろいろ考えたけど、答えなんかでません。で、決めました。

どんなに小さくてもいいから、できることはやってみよう。「みい」みたいに捨てられて鳴いている子がいたら保護して里親を探そう、どこかで災害があったとき、動物のための募金があれば少しでも寄付しよう、どこかの保護団体が人手不足で困っていたら、お手伝いに行こう。

「やること、やれることはたくさんある。」 かわいそうだって泣いていても、世の中なにも変わらないものね。

それからはできることを少しずつやっていきました。まずは子猫や捨て猫を保護して里親さんを探すところから始めました。年に1~2匹というスローペースですけどね。1日で情が湧いてしまって、里親様にお渡しするころにはほとんど涙目でした。

その数年後、ある保護団体さんのお手伝いに行きました。

愛知県のある猫ブリーダーさんが多頭飼育崩壊に陥ってしまい、60頭近い猫が飼育放棄されました。その子たちを全頭引取った団体さんがあって、そこへお手伝いに行きました。当時も平日は働いていましたので、土日だけですが。まあ大変でいろいろあったけど、すごく貴重な経験をさせてもらいました。

多頭飼育崩壊の過酷な現場からレスキューされた猫たちは、日を追うごとに健康と落ち着きを取り戻し、それぞれが個性的で、かわいくって、魅力的で。

ネットなどで拡散されたため、里親探しも順調に進みました。

「猫のために」と努力を惜しまないボランティア仲間、里親希望を申し出てくださった多くの方々、快く支援をしてくださった方々、ネットなどで拡散協力してくださった方々との出会い。

貴重な経験と素晴らしい出会いはまぎれもなく私の大切な財産になりました。

振り返ってみれば「自分がしたこと」よりも「自分がいただいたもの」のほうが大きかったことに気付きました。

そして、「自分がいただいたもの」の大きさに感謝し、いつか「お返し」をしなければ、と考えるようになりました。

これから始める仕事を通じて「お返し」していければ、と思っています。