こんにちは。
外を歩くとき、耳先をカットされた猫を見たこと。ありませんか?
その猫はカットされた耳の形状から「さくらねこ」とよばれています。
さくら耳は不妊手術済のしるし。
外で暮らす猫が増えると、糞尿被害の問題や行政による殺処分の問題も増えます。問題解決のために、繁殖力の強い猫がこれ以上増えないように「TNR」が近年熱心に取り組まれるようになりました。 TNRとは、
外猫の捕獲(Trap)
避妊去勢手術を施し(Neuter)
元の場所へ戻す(Return)
Trap(捕獲)、Neuter(手術)、Return(戻す) のそれぞれの頭文字をとってTNR。 TNR活動で避妊去勢手術を受けた猫は元の場所で「地域猫」として一代限りの命を見守られることになります。
耳にカットが入った「さくらねこ」は避妊去勢済みとして認識されます。これは既に避妊去勢済の猫がふたたび捕獲されて麻酔や開腹されたりすることを防ぐためです。なにか印がなければその猫が手術済みなのかどうかわかりませんものね。
そんなTNR活動を支援する、人にも猫にもやさしいカレー「さくらねこカレー」が7月に発売され、話題となっているみたいです。
さくらねこカレー 1袋600円(税込み)
発売元は元祖猫商 丸山商店さんです。なにやら楽しい店名ですね。店長の丸山さんは猫関連の商品販売を通じて長年猫のための活動の支援をしておられる方のようです。
2017年のヒット商品「さくらねこクッキー」
HPのトップに「丸山商店でお買い物をすると、売上の1割が寄付となり不幸な猫を減らす力となります。」とあり、猫に対する愛情や社会貢献への心意気を感じます。
もちろんこの「さくらねこカレー」も売上の1割、1パックにつき60円が公益財団法人どうぶつ基金さんに寄付され、全国でのTNR活動の資金となります。
このカレー、猫に優しいだけではないんです。人にも優しい。
肉類、動物性油脂、増粘類、化学調味料、砂糖、小麦粉、が不使用!
イメージとしてはベジというかオーガニックな感じでしょうか。サラッとしてて、でもスパイシー、猛暑で疲れた胃腸にやさしいカレーだと予想します。
私もサラッとした野菜ベースのカレー大好きなんです。ぜひ購入して試してみたいです。
たしかに1人分1パック600円(税込み)というお値段は決して安くはないけれど、おいしいカレーを食べて、売上の1割が間接的に殺処分ゼロへの協力となるって素敵なことではないでしょうか。
「さくらねこカレー」は発売後1週間で200パック以上を売上げ、すでに雄猫6頭分の避妊去勢費をどうぶつ基金さんに寄付したそうです。
さすが丸山店長さん、仕事はやっ!
それでは。