「ほぼ日」の怪談と糸井さんのブイコちゃん

こんにちは。

怪談はお好きですか? 今まさに8月なのでほぼ日の怪談2018 を毎日楽しみに読んでおります。このサイトは100%読者の投稿で構成されていて、まさにリアルな恐怖体験が生々しく恐ろしいと評判のようです。

プロのライターが余計な脚色をしていない分、よりいっそう怖い恐ろしいというのが高評価の理由のようです。書籍化もしており売上げ好調とのこと。

このサイト、すご~く怖いかといえば、怖いとも思うし、ちょっとだけ怖いとも思います。歳をとった分、怖いものに鈍くなってきたともいえるし、現実には「一番怖いのは今生きている人間」という言葉の意味がすこーし分かってきたりしますから。

投稿記事の中で結構多いのが亡くなった両親、祖父母、親友などが投稿者を心配して戻ってきてくれたのを霊体験したというものです。これは読んでいてもあんまり怖くないんですね。だって心配して来てくれたんだもの。なんだかお盆で戻ってきたご先祖に会えた、ぐらいの感覚ですよね。

そんな怪談を読んでちょっと震えたあとは同じほぼ日サイトの糸井重里さんのエッセーを読んだりします。1998年のサイト立ち上げ以来、1日も休まず更新されている、って20年以上じゃないですか?すごいことです。

糸井さんは今年の3月に愛犬のブイヨンちゃん(ジャックラッセルテリア)を亡くされた後はご自分の年齢を考えて(糸井さんは1948年生まれ)一時は犬を飼うことを諦めていました。

ですが! 8月21日にほぼ日サイトと自身のツイッターで生後100日すぎの子犬ブイコ(ジャックラッセルテリア)を家族に迎えることを発表しました。

 ブイコちゃん、ほぼ日サイトより画像お借りしました。

自分の年齢と犬の寿命を考えると、誰でもどこかの時点で犬を迎えることを諦めざるをえません。それは誰でも同じ。でも犬が大好きで、もう一度一緒に暮らしたい人はどうすればいい?

糸井さんはそれまでほぼ日サイトでも支援している動物保護団体の保護犬の「預かりボランティア」をしようと考えていたそうです。

「預かりボランティア」という言葉、最近よく耳にするようになりました。自身の年齢や環境のため犬や猫を家族にはできないけれど、ボランティアとして一時的に保護犬や保護猫を預かるというシステムです。人慣れしていない保護犬を家庭環境に慣れさせたり、離乳前の子猫を育てるミルクボランティアなど、犬猫の飼育経験豊富なシニアが活躍されています。

糸井さんの場合は、奥様が10歳年下であること、娘さん夫婦がこれまた犬好きというリスクの受け皿がすべて整っていたということで、ブイコちゃんを迎えることに踏み切れたようです。

自身が飼い主となること、預かりボランティアとなること、どちらを選択するかはそれぞれだと思いますが、大好きな動物と再び暮らせるってすばらしいですよね。

犬を亡くした後は、「自由に旅行ができる。」「お世話をしなくていい。」「時間を気にして急いで帰宅しなくていい。」など、いろんな自由を取り戻すわけですが、

「犬がいなくて自由なのは、もういい。」(糸井さんのエッセーより)

そうなんですね! この一言に尽きるというか。犬がいなくて旅行できる自由よりも、旅行できなくても犬と共に暮らす喜び、ですよね。

糸井さんはブイコちゃんを迎えることで預かりボランティアを諦めたわけですが、動物保護団体への支援はこれまで通り続けられるそうです。

ブイコちゃん、元気で育ってね。