こんにちは。
昨日の続きです。 → 昨日の記事
若い女性職員の方が申し訳なさそうに電話対応してくれたので、あまり突っ込むことなく、質問に答えをいただき電話を切りました。
クレームと思われたのかなぁ。違います。クレーマーじゃないですから、ただ確認したかったんです。
質問して分かったことは「野球、サッカー禁止」が明確に条例に書かれているわけではないということです。
条例を読んでみると、当てはまりそうなのはおそらく、
第4条(6) たき火その他公園施設等に危険を及ぼすおそれのある行為をすること
でしょうか。
では、どうして野球やサッカーが「危険を及ぼすおそれのある行為」として禁止されたのか、土木事務所の説明では禁止理由としては弱いな、と思ったのでネットで調べてみました。
「公園 野球 禁止」とか「公園 球技 禁止」で検索するといっぱい出てきました。「注意された」「怒られた」「禁止看板が立った」が多いですが、なかには「通報された」もありました(笑)。
禁止に至った理由はどうも近隣からのクレームのようですね。
「危険だろ。なにかあったらどうするんだ!」というキメせりふで攻められたら役所としては対応せざるをえない、というのが実情のようですよ。
「なにかあったらどうするんだ」って、なにかあったところで結局は当事者同士の話合いになるんですけどね。よけいなお世話じゃないですか。
というわけで、野球やサッカーに対して「危ない」とか「うるさい」など、よく思っていない近隣住民のクレームにより禁止されてしまうようです。東京都のある公園についてはある人が電話で役所に問い合わせたところ、4件のクレーム(全部老人からの)で禁止が決まったようですよ💦
なぜグランドゴルフは禁止にならないのか
では、なんでグランドゴルフは禁止されていないのかというと、これもクレーム力の強さらしいんです。
若者や中学生が役所に電話してクレーム入れることはほとんどないでしょう。でもシニア世代の一部の人たちはガンガンにクレーム入れますから💦。しかも人口比で若い世代に勝っていますし。
そういえば思い出したけど、青年が野球をしていると警察を呼んだグランドゴルフチームのひとりは1か月ぐらい前に「公園に可燃ごみ袋(中身あり)がある」と警察を呼んでました。いちいち呼ばれるおまわりさんもたまったもんじゃないですね。
そんなわけで、パワーバランスというすっきりしない理由で公園の利用ルールが決められているらしい、ということをつらつらと書いてみました。
後日、近所の人とこの件を話してたんですが、
「だから若い人たちがあんまり町内行事に参加してくれないんだなあ。」
ポツンと言っていました。一部の世代の一部のグループが幅をきかせることによって、その他の人たちが寄りつかなくなってしまう。公園の利用や町内行事を見てそう感じることがあります。
声の大きな者が勝ち、ってなんとかならないものですかね。
昨日今日と続いて読んでいただき本当にありがとうございました。