NHK クロ現の『ボヘミアンラプソディー』特集が残念過ぎました

こんにちは。

12月6日(木)のNHKクローズアップ現代で映画『ボヘミアンラプソディー』特集をやっていて、期待して見たんですが残念すぎました。

クロ現ってもっとまともな番組だと思っていたのですが、いつからこうなったんでしょうか。

『クイーンは世代を超える!そのわけは!』タイトル通り好反響の秘密を深く分析するのかと思いきや、、、番組をご覧になった方ならたぶん思い出したくもないでしょう。失笑を誘う構成でした。

ゲストはデーモン閣下と高橋みなみさん。デーモン閣下はよいとしてアイドルさんにクイーンのなにを聞くんでしょうかね。

ゲスト呼ぶのなら音楽雑誌『ミュージックライフ』元編集長の東郷かおる子さんとか、クイーンを新人時代からよく知る方もいるのにね。

それでも司会が武田アナだから大丈夫かな、と思ってました、見る前は。武田アナはブリティッシュロック詳しいから。とはいっても、クイーンとは真逆のパンク系だったかと思いますが。

「武田アナがなんとかしてくれる。」なんて甘いこと考えてた私もバカでした。

そもそもこの映画の魅力って8割以上「音楽の力」だと思っています。

映画の中でもフレディが言ってました。

” I’m performer.   I’m music prostitute.”  (私はパフォーマーであり音楽の娼婦なんだ。)

自らの命が尽きるその時まで音楽と共にあった人なんだからさ。

だから代表曲を数曲選んで徹底的に掘り下げるとか、そういうのを期待してたんですよね。音楽の力って圧倒的だから。

名古屋のブライダル会社の社長や社員が浮かれて騒いでいるところなどだれが見たいでしょうか。しかもわざわざ生中継って、もはや謎です。

あと、自分とクイーンとの共通点をむりやり語るという無茶苦茶もやめてほしいです。NHKは素人さんにそんなことさせてはいけない。

「チームワークという点で私たちの仕事とも共通点があると思う。」そのブライダル会社の女子社員が言ってるんですが、なぜ異次元の才能たちと自分たちを同列で語れるんでしょうか。もはや意味がわかりません。

なんかもっと伝えるべき大事なものあるでしょう、NHKさん。

そして、出てくるかなーとは思っていたけど、出てきましたLGBT。これもむりやり感がすごかった。例の女装ビデオクリップの使い方も間違ってるし。

「フレディが背中を押してくれた。」みたいなことをLGBTの方が言ってましたが、フレディはセクシャルマイノリティの代表でも看板でもないから。本人が望んでないから。LGBTをむりやり絡めてほしくないですね、ほんと。

なんか書いているうちに腹が立ってきました(笑)のでもうひとつ。

この映画の魅力は「音楽の力」。なのに「生き様に憧れる」や「あんなふうに生きてみたい」、「絆を教えてくれた」みたいなワードばかりを取り上げていること。音楽的なことよりそっち系にもっていこうとすること。

たしかに映画を観た若者の感想でそういうのあるけど。

マイノリティ宗教の家に生まれて、イラン系インド人なのにアフリカ生まれで、イギリスに渡ったら人種差別されて、音楽の才能があふれていたから成功してスターになったけど、彼のことを愛してない人がいっぱい近寄ってきたり、セクシュアルマイノリティへの世間の目は厳しかったり、、、、。

そんなキッツい人生を引き受ける自信も覚悟も私にはありませんが、あるのかな、あの若者たちは。

ごちゃごちゃ書いてきましたが、この番組のなにが気に入らないかと言えば、映画大ヒットに便乗して、信念もなく安易に製作しちゃったというところでしょうか。制作陣の中に1人でも音楽好き、クイーン好きがいればこんなことにはならなかったと思います。

ゲストにデーモン閣下がいて、司会がロック通の武田アナだったというのにとっても残念だわ。

浮かれて騒いでる人にばっかりマイク向けて話聞いてるのもなんだかね。あっちに静かに涙流している人いるんだけど。

先週の報ステでの特集はすごくよかったのに。作り手が違うとこんなにも別物ができ上るのかしら。「愛がこもってない番組」ってこうなるんだよね、きっと。

クロ現ってこんなんだったんだ。もうちょっと頑張ってほしいです。

土曜日の独り言でした。皆様よい週末を。それではー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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