作り方簡単でおいしかった!RoiThaiのグリーンカレー

こんにちは。

インドカレーが大好きなんですが、タイカレーも好きです。もちろん日本のカレーも。

タイカレーは最近レトルトがいろいろ市販されていて、試し買いしたりします。

レトルトは簡単でもちろんおいしいのだけど、ときどきなんというか、カレー自体をがっつり食べたい衝動にかられます。具材やカレーソースの量とかもっとがっつりと。

誰でも簡単にタイカレーがつくれるRoi Thai(ロイタイ)のグリーンカレーがカルディに売っているんで買ってきました。具をいためた中へロイタイのカレーソースを投入、あとは数分煮込むだけ、という超簡単な工程は私向き!

以前にも買って作ったことがあって、本格的な味にびっくりしました。

カルディでセール中でした!120円は安い。イエローカレーとレッドカレーもあるよ。でもやっぱりグリーンカレー。

具は基本的に何でもいいみたい。茄子とか鶏肉、ひき肉、ベビーコーンなんかが定番なのかな。

今日は鶏もも肉、パプリカの赤と黄色、しめじにしてみた。どれも一口大に切る。鶏肉を切っているとすかさず猫がチェックしにくる。

パッケージの作り方のところには「カレーソースを鍋で温め、そこへ具材を入れて煮込む。」とあるけど、続けて「具材を炒めてからカレーソースを入れて煮込むとさらにおいしい。」とあります。だったら、よりおいしい方法で作るしかないよね。

オリーブオイルで切った具材をざざっと炒める。鶏肉の色が変わったぐらいでカレーソースを投入する、、、のですが寒い時期なのでココナツミルクの部分が凝固してました。ちゃんとココナツミルクも入っているんですね。

数分煮込むんだら、できたー。

ああ、いい匂いが。いろんな香辛料や香草の深い香りが。ジャスミンライスとかパクチーがあればよりいっそう本格的なんですが、ないので日本米で。カルディでジャスミンライス探せばよかったです。

うんうん、おいしいです。シンハービールがあればもっといいのに。

以前食べたときの記憶よりも辛さが控えめのような気がする。市販されているタイカレーのレトルトの中では普通レベルの辛さだと思います。

ココナツミルクが入ってコクがあるけど、グリーンカレー特有のスッキリ感が好きです。イエローカレーはお店で食べたことあるけど、マイルド&クリーミーな感じ。レッドカレーは見た目が激辛そうで食べたことないです💦。

やっぱりグリーンカレーがいちばん好みかな。でも今度は怖いもの見たさでレッドカレーに挑戦してしまうかも?

それではー。

きじとら老犬介護日誌7 おむつの節約術 人間用おむつで代用できるよ

こんにちは。わが家の老犬ちろ君はただいま18歳3か月めの老犬ライフを継続中。

なにかとお金がかかる老犬介護ライフ、おむつもちょっとした工夫で節約できます!

さて、老犬介護をしていると必ずつき当たる問題のひとつに

「オムツはどうする?」

があります。老いが来れば犬も人間も同じ、足に力が入らなくなり、排せつのコントロールも難しくなり、失敗も多くなってきます(涙)。

うちの老犬ちろ君も17歳を過ぎた頃から後ろ足の力が急に弱くなり、おしっこの失敗をするようになりました。

それでもね、そのころは失敗といっても回数は少なく、ペットシーツやタオルで充分対応できたんですよ。ペットシーツは猫のシステムトイレ用にたくさん備蓄してますし。

でも、やっぱり18歳近くなってくると、さらにおしっこコントロールは難しくなり、マナーウエアってのを使うようになりました。このパッケージのコーギーくんみたいに腹に巻いておしっこを吸い取るタイプ。うんちには対応してないタイプ。

いきなりおむつだと嫌がるかなあ、と思って巻くタイプから始めてみました。

うちの老犬君はコーギーと同じぐらいの体長なので同じLサイズを使ってました。中型犬用(男の子用)です。くるっと巻いてテープでとめるだけなので装着は簡単です。価格は1袋40枚入りで2000円前後。1枚あたり50円ぐらい。1日に3~4回交換するから1日あたり200円ぐらいですね。

ちなみにサイズがM→S→SS と小さくなるほど1枚あたりの価格は安くなります(当たり前か、、)。

このマナーウエア、装着したり、交換したりは簡単で使いやすいのですが、困ったことに動くとよくずれるんです💦💦。夜ぐっすり寝ているときはいいんですが、昼間はちょこちょこ動くのでずれてしまって、ちょっとした惨事になったりします💦 ペットシーツと併用がいいと思います。

ずれなきゃマナーウエア継続でもよかったのですが、動けばずれる💦の回数が多いのと、人間の赤ちゃんおむつで代用できることをネットで知ったから、先月からおむつに変更しましたよ。

人間赤ちゃんおむつと老犬用おむつ、1枚あたりの値段が全然ちがーう!犬用だと人間用の2~3倍するんです!

というわけで、多少の作業は必要だけど、人間の赤ちゃんおむつを購入。あ、パンツタイプじゃなくてテープタイプ必須です!テープタイプじゃないとうまくいかないと思います。

ビッグサイズ(12~20㎏用)を購入。わんちゃんによって体型は違うと思うんですけど、大きめを購入したほうがいい、というか同じ体重でサイズを選ぶと、たぶん入らないと思う。うちの老犬君は12㎏なんですが、このビッグサイズでちょうどいいです。

実はこの前にワンサイズ小さいの(Lサイズ)を買ってしまい、(ぴちぴちで)使えなかったんです。大き目購入をおすすめしますわ。

つぎは作業。

しっぽが来る部分に十文字の切れ目を入れます。

ちょっと見えにくいでしょうか。こんな感じで。しっぽが通るようにね。

これで出来上がりならうれしいんですが、残念なことに、このままだと吸水ポリマーの分子がザーっと出てきます(-_-;)。なのでガムテープを使ってしっかり留めます。めんどくさいんですがこれをしないと惨事になります。

あと、作業した後は吸水ポリマーの粒が散らばっているので、すぐに掃除機をかけたほうがいいです。

そして装着。ちょうどいい大きさだと思うんだけど。お尻だけの画像ですみません。

これで1枚25円ぐらい。犬用おむつだと60~70円ぐらい。2倍以上になっちゃう。

ちょっとした作業もありますから、人間用と犬用をうまく使い分けるといいですね。

18年なんてあっという間、元気があり余っていた若犬がもうおむつつけてる、、、、しみじみします。ゆっくり過ごしてね。

今日はおむつの話で長くなってごめんなさい。それではー。

カーボンヒーターが修理不能で商品交換になりました

こんにちは。

家電が保証期間内に壊れ、修理不可能のため新品へ交換という経験を初めてしました。保証期間ぎりぎりだったので助かりました‼

その家電はカーボンヒーターです。

エスケイジャパン株式会社(福岡県筑紫野市桜台2-23-2)のカーボンヒーター(SKJ-NS905CN)という900W/450W切り替え可能のタイプ。首振り、リモコン、タイマー、切り忘れ防止なんかの機能も付いているやつ。

修理に持ち込んだ時には、まさか別の商品に交換になるとは思いもしなかったので画像は撮ってません、ごめんなさいね。

昨年の今頃(2018年2月5日)事務所用に買いました。ヤマダ電機でアウトレットで安かったんですよ。税込み7500円ぐらい。エアコンの補助用だから安いのでもいいかなと思って。

補助用だからちょこちょこ使うぐらいだったのですが、そのうち季節は春へと移ろい、しかも妙に暖かい3月だったので、そのまま使わず、、、。

次にスイッチを入れたのは今年1月になってからです。12月もなんだか暖かかったものね。さすがに1月になると寒く、エアコンだけじゃ足りない、ってことでカーボンヒーターも稼働。

ところが使いだして1週間目ぐらいのある日のこと、いつものようにスイッチを押しても電源が入らない💦💦 何度やってみてもダメでした。

ネットでいろいろ調べてみたけれど、どうもわからない。

「故障かい💦」

カーボンヒーターの寿命は通常5000~7000時間(連続運転したとして)なんだそうです。

たぶん100時間ぐらいしか使ってないのに。いやもっと少ないかも。今まで古くもない家電が壊れた経験がないので、がっかりしました😞。

気を取り直して販売元のエスケイジャパン株式会社に電話し、品番と状態を伝えました。

「あ~、その製品は今製造してないんですよー。修理できなかったら商品交換かもしれません。とりあえず販売店に相談してみてくださいー。」

なんとも微妙なお返事をいただきました。販売元さんならもっと毅然とした答えがあるかと思ったんだが。

その後ダラダラと放置していたんですが、保障期限の2月5日が近づいてきた1月終わり、重い腰を上げ、ヤマダ電機にカーボンヒーターを持ち込みました。

「あー、修理ですね。お預かりしますー。」

何事もなく修理として預けたんですけどね、翌日速攻で電話かかってきましたよ。

「新しい商品にお取替えいたします。別の品番になりますが。」

理由もなしに言われました。ま、いいか。修理できないんだもんね。同じぐらいのスペックのものなら私は大丈夫だから。

そんなわけで先ほどヤマダ電機へ取りに行ってきました。SKJ-NS900CN、壊れたやつとほとんど同じ大きさ、同じ機能です。

なんのオチもなくてすみません💦

家電って季節によって使わないものもあるけれど、そして買ったもののあんまり使わないものもあるけれど、ときどきはきちんと動くか確認しないとなあと思いました。とくに保証期間内は。

今回はギリギリで保証期間内に間に合って、修理不能で新しい製品に交換してもらえたからよかったけど。気づくのが遅かったら、「ただの壊れた家電」になるところでした。処分するにもお金かかるしね(-_-;)。

というわけで、保証期間内でずっと使っていない家電があったら一度チェックをお願いしますね。

みなさま良い週末を、それではー。

『今日は1日クイーン三昧』再放送

こんにちは。

2月11日(祝・月)のこと、寒い寒い3連休の最終日にNHKラジオ第1で『今日は1日クイーン三昧』の再放送していました。もちろん正座して聴きましたよ。

この『今日は1日クイーン三昧』再放送は、昨年11月11日に10時間(すごいね)本放送されたものを4時間に濃縮・凝縮したバージョンだそうです。

昨年11月の本放送のときはこのこと知らなくって聴けませんでした。そのころ何をしていたかというと、11月9日に映画『ボヘミアンラプソディ』が公開されて、

「早く観に行かないと終わっちゃう💦💦。」

と、かなり焦っていました。実際には映画は大大ヒット、上映はロングラン継続中というなんともめでたい結果となったわけですが。

さて、再放送は午後3時から途中ニュースをはさみながら4時間の長丁場でした。

  • 司会はROLLYさん(クイーン命の)
  • ゲストは東郷かおる子さん(元ミュージックライフ編集長)、The Alfee、 ギター製作者の伊集院さん、杏さん、他にもクイーンを溺愛する人々。
  • アナウンサーはブリティッシュロック通の武田真一アナ

なんとも濃い人選ですね(笑)。クイーンを、フレディを語らせたら一晩中でもしゃべっていそうな人々がゲストですもんね。武田アナ進行大丈夫か?

案の定、クイーンへの愛が止まらない人々の熱く終わらない語りを武田アナが無理やりさえぎるような形で曲紹介(さえぎらないと話が終わらない)、あの名曲の数々がラジオから流れてきます。

曲もCDアルバムからだけじゃなくて、ライブ音源から選んだり、CDじゃなくてLPレコードをかけたり(ノイズ入るよ)、ファンにとって嬉しい心使い。おなじみの名曲も、あのライブエイドやモントリオールライブのバージョンだったりして盛り上がりました!

ゲストの方のほとんどがミュージシャンや音楽関係というだけあって、話題はクイーンの音楽中心で良かったー。曲作りのエピソードとかね、そうれはもう好きです。

映画がヒットしてからいろいろクイーン関係の番組特集が組まれてましたよね。その中ではどうしても『フレディの生き様』とか『フレディ人生論』みたいな方向へもっていきたい空気があったけど、そういうのが好きな人のことも否定はしないけど、、、やっぱ音楽だよ、フレディは、クイーンは。

幅広くて、ゴージャスで、ダイナミックで、そしてちょっとくどい、そんなクイーンサウンドを堪能できました!

そして、同じ2月11日にはグッドニュースが入ってきました。同日英国アカデミー賞が発表されて、主演男優賞にフレディを演じたラミ・マレックが輝きました、というニュースが!おめでとう!やったね。

地元イギリスでの栄誉ある賞は、なにものにも代えがたいほどすばらしい。あのお方も空の上でシャンパン片手にニヤッとしてるかもよ。

『今日は1日クイーン三昧』、おもしろかったー。再々放送やらないかな?それではー。

きじとら老犬介護日誌6 #秘密結社老犬倶楽部というタグ

こんにちは。

前回の老犬介護日誌から2ヶ月以上経ってしまいましたが、おかげさまでうちの老犬ちろ君、おとついの2月3日で18歳3か月を迎えました。

えー! 人間に換算すると104.3歳?

とある動物関連サイトで中型犬の18歳3か月を人間年齢に換算したら104.3歳ってでました、えー‼ そうなんですか?

分厚いフリースのちゃんちゃんこを着ての公園お散歩です。このちゃんちゃんこ、ぬくぬくなんですよ。それに今年は去年ほど寒くなくていいですね。

足取りはおぼつかないけど、調子がよければ1時間自分の足で歩けます。

散歩中に犬好きさんによく声をかけられます。18歳を越えて自分の足で歩いていることはすごいこと、いやそれ以前に18歳を迎えられたこと自体がすごい、と言っていただきます。

もちろんうれしい半面、本当の最老齢期を迎えてしまったんだな、としみじみしてしまいます。18年なんてあっという間でした。

お散歩以外の時間は家でほとんど寝ています。3か月前からオムツも始めました!すごく嫌がるかな、と心配したけど以外にすんなり慣れてくれたよ。

ときどき起き上がっては家の中を徘徊します。本人はパトロールって言ってますけどね!

体調や食欲はなかなか安定しないんです。今日はたくさん食べれたな、と思えば次の日はほとんど食欲なかったり。今日は散歩中の足取りが好調だな、と思えば次の日は散歩の途中でへなへなと座りこんだり。

老犬の体調は本当に不安定です。一喜一憂の毎日。心配ばっかりしている毎日。

今まで18年間健康であってくれたことに感謝して、これから1日でも長く家族でいてほしいですね。

#秘密結社老犬倶楽部 というタグ

ツイッターで『#秘密結社老犬倶楽部』というタグがあります。

老犬(介護の子も、そうでない子も)の飼い主が老犬のすばらしさについて熱く語ったり、励まし合ったりする場所です。

老犬介護に必要な情報もたくさんそろってますし、なによりも、みなさんが明るく楽しく老犬介護しているところが大好き。老犬介護の中に幸せをみつける、っていいことですよね。

うちの老犬の体調や食欲が落ち込みがちなときは私も気持ちが↓になりがちですが、何度もこちらのタグに励まされています。

老犬の絶賛介護中の方がもしいらしたら『#秘密結社老犬倶楽部』のタグをぜひご覧になってくださいませ。「秘密結社」なんですけど宣伝しちゃいます(笑)。見てるだけじゃなくて私も投稿しないといけないんですけどね。

それではー。

憧れの人 兼高かおるさん 安らかに

こんにちは。

ジャーナリストの兼高かおるさんが1月5日に90歳で亡くなられたというニュースが流れました。

40歳代、あるいは30歳代後半以上の方なら『兼高かおる世界の旅』(1959~1990)というテレビ番組を憶えていらっしゃると思います。

兼高さんは子供のころから私の憧れの人でした。大人になってからも「憧れの人は兼高かおるさん」と言ってました。

『兼高かおる世界の旅』が始まったのは1959年。1ドルが360円の時代、庶民が簡単に海外旅行には行けない時代だったそう。たしか渡航制限みたいなのもあったそう。

海外なんて遠い遠い向こうの話、そんな時代だったから兼高さんの世界の旅番組はすごく魅力的だったに違いない。今みたいに海外の旅番組なんて他にありませんでした。

女優さんみたいに美人で賢そうな兼高さんが世界のあっちこっちへ出かけて、えらい人達(王族や国家元首とか)に会ったり、かといえば次の週は秘境へ探検して、部族の人と同じものを食べていたり、そりゃあ驚きの連続でした。

小学生だった私は、憧れのまなざしで彼女の番組を夢中で観ていました。「兼高さんみたいになりたい」的な目標の人ではなく、手の届かない遠い憧れの存在、そんな人でした。

番組で150か国を訪れたこと、初めて南極大陸を訪れた女性のひとりであること、スカンジナビア航空が主催した「世界一周早回り競争」で73時間9分35秒の世界記録を打ち立てたこと。

彼女の成し遂げたことは、どれもこれも規格外でスケールが大きくて、すごいとしか言えません。

そう書いていくと「豪快でおっさんのようなおばさん」を想像しがちですが、違うんです、それが。美人で育ちの良さがにじみ出る上品な方なんです。

今でも覚えているけど、「わたくしね」とか「ほほほ、そうなんですの」みたいな言葉が自然に出てくる、まさにお嬢様な雰囲気の方でした。

『兼高かおる世界の旅』はスタジオで旅の映像を背景に、兼高さんと聞き手の芥川さんのトークで進行するものでしたが、お二人の掛け合いも絶妙で人気がありました。

とある日の放送で、

ボルネオの奥地らしきところの深い池のほとりで、美しい兼高さんが水着姿で立っている映像が流れ、

芥川さん「ま、まさか、兼高さん、この池に飛び込むんですか?」

兼高さん「ほほほほ、そうなんですの~。」

その瞬間に、背景の映像では兼高さんが池に飛び込んでいるという衝撃の映像が、、、。ボルネオですよ、、。何10年も経ちましたが、いまだに忘れることはありません。今ならともかく、あの時代ですからね。

上品な言葉やたたずまいとはうらはらな豪快な行動力が魅力的な方でありました。

『兼高かおる世界の旅』は1990年に放送終了しましたが、兼高さんはその後、晩年まで取材旅行を続け、たくさんの本や評論を執筆されました。

憧れの人、兼高さん、お疲れさまでした。あの番組を通して、どれだけたくさんの人が世界の見知らぬ国、文化や歴史、自然に興味を持ったことでしょう。ありがとうございました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

それでは。

 

 

 

 

 

『家売るオンナの逆襲』を突っ込みながら見る予定です

こんにちは。

テレビではお正月番組もそろそろ終わり、今週から今期のドラマが続々スタートしますね。見る予定のドラマ、楽しみにしているドラマはありますか?

私は今週1月9日(水)夜10:00スタートの『家売るオンナの逆襲』を見ようかなと思っています。

『家売るオンナ』といえば、もう2年半経ってしまいましたが、2016年夏スタートの人気コメディドラマ。主演の北川景子さん演じる三軒家万智が家を売って売って売りまくる痛快ドラマ。なんですが、お客たちの複雑な人間模様を、家を売ることによってハートウォーミングな結末へ繋いでいくおもしろさ(かなり強引だけど)が魅力なんです。

「私に売れない家はありません!」

という決めセリフがありましたねー。一回でいいから言ってみたいわ。絶対無理だと思いますが(-_-;)

その人気ドラマ『家売るオンナ』の続編が『家売るオンナの逆襲』、今回も絶対おもしろいと思います!

ドラマ自体とても面白かったんですが、私が面白がっていたのは、家の売り方がけっこう法律ギリギリだったことかな。(もちろんドラマですからね!)

ご存知のように不動産屋の仕事は主に『宅建業法』によって規制されております。『あれをやってはいけない』『こうしなくてはいけない』いろんなことが細かく決められていております。

そうやって法律でがんじがらめ(は言い過ぎか)にすることで、顧客を守るという考え方なんです。

前回の『家売るオンナ』では、その小うるさい宅建業法が、ドラマということもあって、かなりアバウトに扱われていて、テレビに向かって楽しく突っ込ませていただいた次第です(^^♪

具体的に何がどうなのかというと、たくさんありすぎるので(笑)ひとつだけ挙げますね。

「この家をお買上げいただけますか?」のセリフの後、

「ここへご署名ください!」と書類にサインを求めるのですが、これはどうもいけないと思います。

「お買い上げいただけますか?」の場合、長い長い『重要事項説明』をしなければならない、と決められています。そして『重要事項説明』は宅地建物取引士が宅地建物取引士証を提示しながら行わなければいけない、と細かく決められています。けっこううるさいんですよ。

野暮なことは言いません!ドラマだからね。

でも突っ込みながらドラマ見るのもおもしろいです。とくに今年宅建を受験される方は「これはアウトでしょ。」「これはセーフ。」「これはグレー。」なんて感じでチェックしながらドラマみるといいかもです。

『家売るオンナの逆襲』は1月9日(水)夜10時スタート、楽しみです。それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョージ・マイケルが歌うSomebody to Love を思い出すクリスマス

こんにちは。クリスマスですね。

2年前のクリスマスの午後に召されたジョージ・マイケルのことを思い出しながら書いています。訃報がネットニュースで流れたとき、なんとも寂しい気持ちになったことを憶えています。神様はどうしていつも才能ある人を連れて行きたがるんでしょうね。

1980年代、とくに前半は日本のどこにいても『ワム!』(ジョージ&アンドリューのデュオ)の音楽が聴こえてきた記憶がありますわ。

ラジオをつけても、お店に入っても、テレビを観てても、車に乗っても、いつも耳に入ってくる親しみやすい音楽。今の季節なら、『ラスト・クリスマス』かな、今でもよく流れているけど、1980年代だったらほとんどの人は1日に数回以上聴いてたはず。

大ヒット連発で、いつでもどこでも流れている音楽、その親しみやすさがゆえに「すごく歌が上手いアイドル」扱いされていたようで、それが今となっては残念に思う。なんてもったいない、、、。

実際私も当時ジョージ・マイケルの歌は、街で、家のラジオやテレビから流れてくるものと思っていて、自分で探したり、お金を使ったりして聴くことはありませんでした。

あの歌を聴くまでは。

『Somebody to Love』(愛にすべてを、クイーン1976)

1992年、その前年に亡くなったクイーンのフレディ・マーキュリーの追悼コンサートが行われ、そこでジョージが歌ったのがこれです。あまりの名唱ぶりに話題になったそうです。うん、話題になって当然です、すごいもん。

それにしても、世界のトップアーティストを集めちゃったり、そのライブで神パフォーマンスが生まれたり、やっぱりフレディはスケールがでかい、としか言いようがない。

このときジョージは服に赤いリボンをつけていて、それはエイズ患者の支援と理解を象徴する『レッドリボン』だと後で知りました。この歌に込める気持ちや気合が痛いほど伝わってくる、それはフレディへの敬意なんだ、と思うと涙腺が、、。

『Somebody to Love』ってフレディのいちばん好きな歌だと、どこかで読んだことあります(さらに涙)。その歌を歌うジョージ、魂込めすぎてもはやカバー曲を超えっちゃってます。

ジョージ・マイケルという人は、本人の死後に明らかになったんですが、名前を伏せてボランティア活動や多額の寄付をしてたそうです。スターの宿命で、あることないこと言われたけど、根っこはすごく優しい人だったんですね。

フレディもジョージも召されてしまったけど、この音源に出会って感動する人が今日も世界のどこかにいるんだな、と思うと少し救われ、うれしい。

あと少しですが、よいクリスマスを。それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『今年出会って泣かされたもの』You Tube編 アレサ・フランクリン 『A Natural Woman』

こんにちは。

今年もあと残りわずかということで、昨日から『今年出会って泣かされたもの』というテーマでいくつか書いています。

昨日はマンガ編で『俺、つしま』のことを書きました。猫マンガ史に名を残す傑作だと真剣に主張しましたよ。

今日はYou Tube編。

今年8月16日76歳でこの世を去ったソウルの女王、アレサ・フランクリンを讃えて、彼女の名歌唱『A Natural Woman』にしました。

テレビを見ていると、ときどきアレサ・フランクリンの歌が使われているのに気づきます。ワンフレーズとかサビの部分だけとか、部分的に。曲とアレサの名が一致しなくても、あの歌声に聴き覚えのある人もたくさんいらっしゃるはず。

海外の音楽アーティストの記事とかインタビューを読んでみると「憧れのアーティストは?」という質問に「アレサ・フランクリン」という答える人が多いですよね。「子供のころからアレサを聴きまくってきた!」というアレサ大好きアーティストも多い。それぐらい偉大な人で、憧れの人。

アレサに憧れて、「アレサみたいに歌ってみたい。」と歌手を志した少女(少年も)が地球上にどれほどたくさんいたことか。憧れの人であり、夢を与えた人でもあります。

このYou Tubeは8月16日アレサ・フランクリンの訃報が入った日に、どなたかがツイッターに貼り付けてくださったもの。目頭抑えながら何回リピートしたことか、、(涙)。

2015年のケネディ・センター名誉賞の記念公演で、受賞者のキャロル・キングを讃えて『A Natural Woman』を歌ったものです。

ケネディ・センター名誉賞って権威ある芸術賞なんだそうです。授賞式はホワイトハウスで開催、大統領夫妻から表彰されるという豪華さです。2015年なのでプレゼンターはオバマ前大統領夫妻。

オバマ前大統領はアレサについて次のように語っています。

「アレサが歌うと、アメリカの歴史が浮かび上がってくるのです。困難や悲しみを、美しさや活力、希望の詰まったものに変化させた人。」

このとき歌った『A Natural Woman』、2015年だからアレサは73歳ぐらいだと思うんですが、その年齢だと信じられないほどパワフルで、声量があって、昔そのままの声の艶で、素晴らしいとしか言いようがないパフォーマンス。

アレサの登場で興奮を抑えられない受賞者本人のキャロル・キング、歌を聴きながら目頭を押さえるオバマ前大統領、キャロルの後ろにいるアジア系男性も今にも泣きそうになってるし、曲の後半ではスタンディングオベーションだし。これはある意味すごい光景だわ。

このYou Tubeを聴くと(観ると)アレサがアメリカという国でどれだけ大きな存在だったかが強く伝わってきます。歌を1曲歌って大統領泣かせるって、とんでもないことですよね。

アレサはひどい飛行機嫌いだったため、誰もが望んだ来日公演は実現しませんでした。それがとても残念です。一度でいいから生アレサを聴いてみたかったです。

R.I.P レディ・ソウル アレサ・フランクリン

それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NHK クロ現の『ボヘミアンラプソディー』特集が残念過ぎました

こんにちは。

12月6日(木)のNHKクローズアップ現代で映画『ボヘミアンラプソディー』特集をやっていて、期待して見たんですが残念すぎました。

クロ現ってもっとまともな番組だと思っていたのですが、いつからこうなったんでしょうか。

『クイーンは世代を超える!そのわけは!』タイトル通り好反響の秘密を深く分析するのかと思いきや、、、番組をご覧になった方ならたぶん思い出したくもないでしょう。失笑を誘う構成でした。

ゲストはデーモン閣下と高橋みなみさん。デーモン閣下はよいとしてアイドルさんにクイーンのなにを聞くんでしょうかね。

ゲスト呼ぶのなら音楽雑誌『ミュージックライフ』元編集長の東郷かおる子さんとか、クイーンを新人時代からよく知る方もいるのにね。

それでも司会が武田アナだから大丈夫かな、と思ってました、見る前は。武田アナはブリティッシュロック詳しいから。とはいっても、クイーンとは真逆のパンク系だったかと思いますが。

「武田アナがなんとかしてくれる。」なんて甘いこと考えてた私もバカでした。

そもそもこの映画の魅力って8割以上「音楽の力」だと思っています。

映画の中でもフレディが言ってました。

” I’m performer.   I’m music prostitute.”  (私はパフォーマーであり音楽の娼婦なんだ。)

自らの命が尽きるその時まで音楽と共にあった人なんだからさ。

だから代表曲を数曲選んで徹底的に掘り下げるとか、そういうのを期待してたんですよね。音楽の力って圧倒的だから。

名古屋のブライダル会社の社長や社員が浮かれて騒いでいるところなどだれが見たいでしょうか。しかもわざわざ生中継って、もはや謎です。

あと、自分とクイーンとの共通点をむりやり語るという無茶苦茶もやめてほしいです。NHKは素人さんにそんなことさせてはいけない。

「チームワークという点で私たちの仕事とも共通点があると思う。」そのブライダル会社の女子社員が言ってるんですが、なぜ異次元の才能たちと自分たちを同列で語れるんでしょうか。もはや意味がわかりません。

なんかもっと伝えるべき大事なものあるでしょう、NHKさん。

そして、出てくるかなーとは思っていたけど、出てきましたLGBT。これもむりやり感がすごかった。例の女装ビデオクリップの使い方も間違ってるし。

「フレディが背中を押してくれた。」みたいなことをLGBTの方が言ってましたが、フレディはセクシャルマイノリティの代表でも看板でもないから。本人が望んでないから。LGBTをむりやり絡めてほしくないですね、ほんと。

なんか書いているうちに腹が立ってきました(笑)のでもうひとつ。

この映画の魅力は「音楽の力」。なのに「生き様に憧れる」や「あんなふうに生きてみたい」、「絆を教えてくれた」みたいなワードばかりを取り上げていること。音楽的なことよりそっち系にもっていこうとすること。

たしかに映画を観た若者の感想でそういうのあるけど。

マイノリティ宗教の家に生まれて、イラン系インド人なのにアフリカ生まれで、イギリスに渡ったら人種差別されて、音楽の才能があふれていたから成功してスターになったけど、彼のことを愛してない人がいっぱい近寄ってきたり、セクシュアルマイノリティへの世間の目は厳しかったり、、、、。

そんなキッツい人生を引き受ける自信も覚悟も私にはありませんが、あるのかな、あの若者たちは。

ごちゃごちゃ書いてきましたが、この番組のなにが気に入らないかと言えば、映画大ヒットに便乗して、信念もなく安易に製作しちゃったというところでしょうか。制作陣の中に1人でも音楽好き、クイーン好きがいればこんなことにはならなかったと思います。

ゲストにデーモン閣下がいて、司会がロック通の武田アナだったというのにとっても残念だわ。

浮かれて騒いでる人にばっかりマイク向けて話聞いてるのもなんだかね。あっちに静かに涙流している人いるんだけど。

先週の報ステでの特集はすごくよかったのに。作り手が違うとこんなにも別物ができ上るのかしら。「愛がこもってない番組」ってこうなるんだよね、きっと。

クロ現ってこんなんだったんだ。もうちょっと頑張ってほしいです。

土曜日の独り言でした。皆様よい週末を。それではー。